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防災とキャンピング

キャンプで酔うと良く話すのですが

パジャマムーンを作ったきっかけが 2011年当時東京に暮らしていた頃に

遭遇した津波による原発の放射能漏れで世間が大パニックになったころに
ライフラインが全て途絶え 春前なのに毛布に包まり自室で震えていた思い出にさかのぼります。

行動しようにもガソリンが買えず食事をしようにも食料が手に入らない。
備蓄していた白米だけで凌いだ記憶があります。(それでもビールは買えましたがw)

その時に思ったのが

手軽に持ち運んで移動できる家があったらなんて心強いのだろう

津波の前になすすべもなく自宅と一緒に流された東北の被災者のことを思うとこれはすぐにやらなければ
と思い立ったのがパジャマムーンの前身ユーロアウトドアでした。

キャンプの本質とは楽しむだけではなく大自然という一緒危険な状態でどうやって身を守るのか
という点に尽きると感じます。

その限られた空間の中で家族間の絆をより深めるといった心理的な効果や
心身的な癒しも加わった奥の深いスポーツだと思います。

テレビなどでも芸能人によるキャンピングが度々取り沙汰され
より数多くの方が私たちのようなマニア向けなキャンピングにトライされましたが

その多くの方はロッジを上手く扱いきれず 結局大衆的なキャンピングに戻っていく傾向も見られます。

当店としてはロッジテントの奥深さをより理解していただきたく
商品だけではなく知識とケアもセットで販売させていただいております。

ヴィンテージテントの快適さに一度気づいたら没頭してしまうユーザー様も多数いますが

管理のしかたやメンテナンスの知識がなく
一時のブームとして飽きられてしまう懸念があります。

パジャマムーンをとおして体験できるのはよい深いキャンピング
というのを意識してこれ方も沢山のかたにレトロテントを楽しんでいただけるよう努力してまいります。

ヴィンテージ幕にたいして不安なところや興味のあることどんなことでも良いので

店長佐藤にお声掛けください。