フレームテントの魅力

フレームテントとは、フランス発のテントメーカー「マルシャル」などが製造していた、ポップなカラーが楽しめるコットン製のテントのことを指します。

古くは60年代から比較的新しい90年代のものまで、さまざまな形、サイズ、カラーが楽しめるホリデーテント(長期休暇用テント)の最高峰です。

家族で、大人数で楽しめる広々としたテント

フランスでは夏の長期休みの間に、多くの人がキャンプを楽しみます。フランス製のテントは、毎年いろいろな旅先で、おじいちゃんやおばあちゃんも連れて、家族みんなで夏を過ごせるように広くて丈夫につくられているのが大きな特徴です。

リビングのスペースには大きな窓が付いていて、中から外が眺められ、雨が降っている日でもテントの中で快適に過ごすことができます。また、リビングにキッチンセットを置き、調理を楽しむこともできます。

重量のあるテント

幕はコットン、フレームは鉄骨でできているので、ヴィンテージテントの総重量はかなりのもの。平均50キロほどの重さがあります。

ヴィンテージテントの荷物はコンパクトではありませんが、 1度立ててしまえば、快適なキャンプ生活を送ることができますので、長期のキャンプやグランピングには最適です。

設営は、できればふたりで臨みたいところですが、1度コツを掴んでしまえばひとりでも建てられるようになります。熟練キャンパーなら問題なく設営できるでしょう。

ソロキャンパーさんには1人用~4人用くらいのサイズがオススメです。

コットンテントってなに?

コールマンなど最近のテントはナイロン製の生地がほとんどですが、以前はキャンバス(綿=コットン)の生地が素材として利用されていました。

コットンの特徴は、通気性が良く、冬は暖かく夏は涼しい。夏にはしっかり日陰を確保できます。

また、火にふれても燃えにくく、結露もしにくいので、玄人の間ではコットンテントは「お鍋ができるテント」として定評があります。秋や冬にストーブを持ち込んでぬくぬくキャンプができるのも、コットンテントの大きな魅力です。

テントに使われるキャンバスは防水加工がされているので、耐水性はバッチリです。

しかし、コットン幕の扱いにはちょっとした注意が必要です。雨などに濡れた場合は、早めに天日干しをして乾燥させ、カビが生えないようにしてあげる必要があります。ナイロンテントよりもメンテナンスがいる素材ですが、それゆえ愛着も沸いてくるでしょう。

どうやって建てるの?

フレームテントは、ポップアップテントとは組立て方が違います。先にフレーム部分を組み立ててから、コットンのカバーを被せ、建てていきます。

フレームとフレームの合わさる部分に印をしておくといいでしょう。
できればふたりで設置に臨みたいところですが、コツを掴めば、ひとりでも建てれるようになります。

以下の参考ビデオでも、たったひとりで建てています。

「オールド幕」と「新幕」

マルシャルの中では70年代以前のテントを「オールド幕」、90年代頃のものを「新幕」と分けて区別しています。

「オールド幕」はアースカラーを基調としたレトロなデザインで、大人の味わいがあります。一方、「新幕」はビビッドなブルーやミントカラーが中心で機能性が高いものが多いです。